Friday No.36(38)　そんな勢いがついていたので、2019/11/18は『ITの日』になった。

　知り合った方が喫茶店のマスター（そんなことは1年くらい前に知り合ってから、知っていた事でしたが。。。）でして、ちょっとしたキッカケで、ここ1〜2ヶ月ほど前から急接近して親しくさせて頂いていたこともあり、マスターのお店にやっと伺うことができた。

　タイミングって大事ですね。けれどもタイミングよりも大事なことはなるべく直ぐに（その日中にでも）着手することです。
「また今度、予定が合えば」
とか言っていたら実現することは不可能に近い（あくまでぼくの場合ですが）。

　それでも一旦、頭の片隅に味噌でも作るかのように放置しておいた事柄が、何かのタイミングによって動き出しそうな時は迷わずに攻めれるようなフットワークは常に持ち合わせていものです。


　そのマスターのお店は駅から歩いて5分ちょっとで到着できる、とても丁度良い距離にありました。10分は喫茶店に行くにはなんだか歩き過ぎるし、駅前だと電車やロータリーの音、人の行き交う音や空気の中にいるようなところに浸かっているような気がする。

　お店自体もひっそりと奥まったところに、隠れ家的にあるわけではなく、お店ではありながらきっちりと街に馴染んでいた。店内は明るく、清潔感があり、イス・テーブル・カウンターetc...家具のひとつひとつを丁寧に選んでることが伺えながらも落ち着いていられる空間でした。

　マスターひとりでお店を切り盛りしている、喫茶店というよりもコーヒースタンドでして、チェーン店のような慌ただしい回転率が求められておらず静か。これは行き着けの喫茶店にしたい。行き着けの喫茶店が一店でもあることは人生においてその人の心の余裕みたいなものを表しているような気がする。あとは最寄駅やよく行く駅、渋谷・表参道・上野etc...にマーキングのように知っている・行ったことがある喫茶店があるのも良い。


　そこでBRUTUSを読みました。今回は映画のBRUTUSだ。大学を卒業する前後でBRUTUSやPOPEYEのマガジン社雑誌をチェックしていた時期があったが、

「切りが無いなこれは」
と思い遠のいていた。

　ぼくが映画をまぁまぁ観ることを知っているマスターが進めてくれたBRUTUS。パラパラとページをめくっていると、

「あっこれ観た、さっき観て来た『タクシードライバー』だ！あーこれ観たいな。。。」

　BRUTUSはそのジャンルの通が、自分のオススメを紹介するページが必ずある。今回も「映画通」のページがあり、映画評論家・愛好家・コラムニストetc...簡単に言うと『王様のブランチ』に出演しているLiLiCo氏。そんな「映画通」つまり「映画好き」な彼らだが、年間の映画鑑賞数が200〜300本！！単純計算で2日に1本は観ている。

　ぼくは週に1作品は映画を観るようにしておりまして、これだと月に4本計算で48本。これはたった48本だ。。。圧倒的に弱小の本数と言える。

　その日の衝撃から、今後は一先ず週2本を目標にします。すると年間96本。きっと100本に達するであろう。


そんな勢いがついていたので、2019/11/18は『ITの日』になった。

午後、Amazonプライムビデオにてスティーブン・キング原作、赤い風船を持ったピエロのペニーワイズでお馴染み（？）

２０１７年にリメイク版『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』が公開され、現在は続編で最終章である『IT／イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開されている。

http://wwws.warnerbros.co.jp/itthemovie/

それと来年に『シャイニング』の続編である『ドクタースリープ』が公開されることもあり、先週だったか金曜ロードショーで放送されていた。R15指定ありながら編集することでマイルド（いいところをカット）しているとのことだったので、それなら観る必要は無いなた判断して先送りにしていた。しかし、見たことがなかったので気になってしまい「これはさっさと観てしまおう」とAmazonさんを頼ることになった。

　そうすると現在上映中の最終章も観たくなる。近場の映画館の上映スケジュールを検索してみると１７：３０〜。今の時刻は１５：３０。。。。。これは行けると映画館に向かう。その前に、以前に１９９０年に放送されたドラマ版の『IT』も観たことがあったが（これもAmazon様で）、
「しかしこれは原作を読まないことには『IT』を制覇したことにはならんな」

と思い、原作の小説をネットで探し、今回はメルカリくんのお世話になる。なんと初版のハードカバー上下巻が見つかり、文庫本を４冊購入よりも安かったので大満足。

　無事に最終章を観ることができ（小説の読破は残っているが）その日は　『ITの日』になった。感想は小説を読み終わってからにでも。

　やりたいことをやっただけの日だったので、どこからか達成感が湧き出てきた。なんだかんだ言って、今まで自分が「やりたい」と思ってやっていたことってのは実はその状況で「やらなくてはいけないこと」だったような気がする。


 これから『映画鑑賞最低週２作品』に励みます。



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ありがとうございます。
またね。天貫 勇 Friday No.36(38)
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ぬっきー