Friday No.60 まだ慣れませんので60%位の使用です。

2020年19発目のブログ。

どうも、天貫勇です。


4月7日に宣言された緊急事態宣言が延長され、外出自粛が続いています。この状態が1ヵ月も続くと、慣れてきたどころかある意味、理想的で快適な生活になりつつあります。

社会的に家にいることが肯定されているのは非常に楽ちんです(もともと誰かに邪魔されていたわけではないけど)。

緊急事態宣言が解除され、コロナの脅威も去り、外出自粛が求められなくなっても、今している引きこもり生活を続けられるようにしたいところです。


とは言っても困っている事はあります。

まずは、買い物です。

唯一の外出であり感染リスクがかなり高い。3蜜がばっちり整ってしまっている。

僕は実家暮らしですのでメインの買い物部隊ではありませんが、補佐的なおつかいや自分の欲しいもののために来店し、レジに並ぶ必要があります。


そして、収入が減ったこと。

しかし外出に伴う出費が減ってたので何とかギリギリ収支のバランスが取れているように思える。行くところがなければ行きたいと思わない(居酒屋に行きたい。ビールやレモンサワーを飲みたい)。

今までの外出欲求は半分以上が受動的なものだったんだと気がつきました。行きたいと言うよりかは行きたいと言う気持ちになっていたのです。購買意欲、消費欲求が煽られ麻痺っていた。

今後、自由に外出ができるようになったときには果たして自分は本当に行きたいと思っているのかと自問自答、心に確認するべきなんじゃないかなぁと思う。

なんとなく行きたい場所もなんとなく行きたいと本当に思っているのかが運命の分かれ目です。笑


会話能力

しかし本当のところ、1番困っているというか危機を感じるのは会話能力が衰えです。

基本的に家族としか会話をしないとなると、限られた単語しか使ってないし、あまり込み入った話をするわけでもない。今日の感染者数だとか、明日の天気だとか、地震の震度とかetc...

深海魚が光の届かない海底で視力が不要になって目が見えなくなるように、僕も会話の必要がなくなると声が出なくなってしまうのではないか?

症状は滑舌が悪くなっている。舌がもつれるような気がする。動きが鈍くて重い。言いたい単語が出てこない。

東京湾アクアラインの「海ほたる」が映像を見ているし、頭に単語が思い浮かんでいるのにもかかわらず口に伝達されず発音できない。結果的に絞り出てきた言葉は「コシヒカリ」だった。

でも会話をしなくなったことにより物理的な沈黙?だけでなく心・脳・精神・思考の沈黙の時間が実は今までも多くあったし、今の状態だと普段より多いんだと思います。


音声入力

会話能力低下予防のために、この文章も音声入力を使っています。少しでも口を動かし口まわりの筋肉や脳、お互いの回路がさびつかないように注意を払っています。まだ慣れませんので60%位の使用です。

この文章を書いていてわかった音声入力のコツはとにかくゆっくりと喋り、単語と単語の間を開けることです。戦場カメラマンがしゃべれるようにゆっくりと入力をすると良いです。バクダット。アフガニスタン。私は戦場カメラマンの渡辺陽一です。銃弾の飛び交う最前線でカメラのシャッターを切っています。

そして何と言っても有効なの方法はオンライン飲み会が推奨されているように、誰かと通話をすることです。会話しないと意味がない!

家族には使わない単語、できない会話(コミュニティの内輪ネタ、下ネタ、趣味嗜好的話題)なんかが気兼ねなくできる。

しかし僕は普段あまり人に電話をかけるタイプではない。なので電話となると少し緊張してしまいます。多分かけられてきた相手も僕からの着信なんて言うのは珍しいことで身構えてしまい、それこそ緊急事態なのではないかと思うのではないでしょうか?

5月中になるべく多くの友人に電話をかけ、次には電話をかけてくる寂しがり屋の友人に昇格したいです。



p.s...

今年の5月病とはどんな症状が出る病のことなんだろうか?

だって普通の五月病って大概、新学期やらの新しい環境で頑張っちゃったり、慣れないことで疲れたりすることでなりますよね?



end...

『今日』にトマッテくださり、ありがとうございます。

またね。天貫 勇 Friday No.60