Friday No.28(30) (一見暇にそうだけれども。笑)

ひとりぼっちだと思っているなら
もし君がひとりぼっちだと思っているなら。 

目を閉じて。と僕は君にお願いをする
涙に満たされた、たぷたぷに割れそうな眼球で何が見える?と僕は君の耳を塞ぐかもしれない。

そこにぷかぷかと浮かぶきみは無重力を受け入れて

髪の毛をありとあらゆる方向に散りばめ、手足はクラゲのように自由になる
でもやっぱりひとりぼっちで
裸で包み隠さない強さを知りたくて。


眠っていたはずの僕は不意にそんなおまじないのようなことを思いついて→
時計を見る必要もない真夜中に
味のしないガムを噛み続けていた
僕はひとりぼっちなんだと
→瞼を開ける。


『知るところによると孤独』





今月2019年9月は群馬県中之条町で開催されている芸術祭・中之条ビエンナーレ行ったり、欅坂46ドームツアー・東京ドームに参戦したりととにかくちょこまかと活発に動き回っていた。なので1日中家に籠っていた日がたった1日しか無いと云う発情期のサルよりも忙しなく休む暇がなかった。しかし、1日中家に籠ってるからと言って「休み」の感覚ではなく、何だかんだ落ち着くことなく野ねずみのフレデリック的虚業に明け暮れ、制作、読書、映画鑑賞、芸術・美術・アート・世界遺産・野生動物・経済etc...テレビ番組視聴、ブログ執筆、ヒョウモントカゲモドキの世話etc..と室内でちょこまかしている(一見暇にそうだけれども。笑)。

社会人の言う「休日の過ごし方」はぼくにはよくわらない。前日の夜はお酒でも飲んで夜更かしをして昼頃まで寝て、起床後はゴロゴロとテレビの前でリモコンを握りしめて夕方を迎え、サザエさんを見て翌日の仕事を思って憂鬱になることが社会人の一般的な休日の過ごし方なのだろうか?
そんなことはぼくとは関係ないところで発生しているイノセンスな事実であって、ぼく自身は来月2019年10月こそ週1ペースで家に籠っていたい。
(そのためには「アルバイトを辞める」のが一番の近道だ。イラストレーター業で小銭を稼げるようになるのが理想。) 

2019年10月より消費税が増税される。そんなワケで増税前にあの商品は今のうちに買い込んでおいた方が良いなどあれこれとアナウンスされている。しかし、いくら対策したところで消費税は上がり、その後ぼくたちの生活は続いて、いつの間に消費税10%は当たり前の数値になる。そして、まるで治ることのない腰痛のように悪化するしかないので、そのうちにまた消費税増税され、駆け込み需要を促すアナウンスが流れるだけだ。
消費税増税に対してネガティブなヒト、そしてポジティブなヒトはいるのだろうか?ネガティブなヒトはわかりやすい。給料は上がらないのに消費税増税されて出費が増える一方で家計が苦しいわ、と嘆くヒトだ。ポジティブなヒトは日本に存在しないだろう。想像するのもバカバカしい。そして実際のところ消費税増税に対してネガティブなヒトもポジティブなヒトもおらず、自分の財産を守るために消費を抑えるのが日本人の国民性だ。
消費税増税され集まった税金がどのように活用されるのか?と言うアナウンスがない。つまり誰もそんなことは気にしていない。おそらく政治家によって国のため国民のために正しく利用されるのだろう。本来なら消費税増税によってぼくたちの暮らしがハッピーになると(楽天的過ぎるが)、希望を持てるべきである。

p.s...
フレデリックはレオ・レオーニ。はらぺこあおむしはエリック・カール。AV男優はしみけん。


『今日』にトマッテくださり、ありがとうございます。
またね。天貫 勇 Friday No.28(30)
ブログ:ねっとりとネット▶︎https://www.netritonet.com/