Friday No.79 ゆるい関係性の中には優しさと未来への投資

2020年38発目のブログ。

どうも、ぬっきーです。


パリにあるシェイクスピア・アンド・カンパニー書店は本屋さんでもあり、英語文学専門の図書館でもある。さらには小説家志望の若手をサポートする場でもある。

この書店には「タンブル・ウィード」と呼ばれる小説家志望の若者が1日数時間手伝いに来ます。手伝いをすることでタンブル・ウィードは住む場所と食べ物、そして何より大量の書籍に触れることができます。テレビで見た時は書店の2階の空いたスペースでタイプライターでパチパチと文章を弾いていました。

このゆるい関係性の中には優しさと未来への投資がありとても良いことだなぁと思いました。

さらにタンブル・ウィードは西部劇とかでよく見る荒野に風で転がっている草の塊のことを意味します。そのスナフキン的な放浪感、雪だるま式に大きくなっていくような舞台に希望を感じます。


日本にもこのような関係性のあり方があったらいいなと思います。

日本の場合すぐにそういうものはインターンみたいになってしまうし、アルバイトだとなんだか真剣度が低いような感じがするし、なかなかお手伝いみたいなやんわりとした立場は好まれません。

それにはゆとりが必要かもしれませんし、若手を育ていることが大切であると社会的に納得していないと難しいことかもしれません。



end...

『今日』にトマッテくださり、ありがとうございます。

またね。ぬっきー Friday No.79